今シーズン初戦 完敗!
第36回つくばマラソン(フル)は、29~35キロまで6キロ歩いて、
4時間29分7秒。
普通に5分10ペースで刻んでいたのが、25キロあたりから疲労感。
いつもより、汗の出が異常に多いような気がしていたが。
29キロで止まってしまい、何回か走りだそうとするが、足がガクガクしてしまい、長続きしない。
これはだめだ。バスに収容してもらいたい気分。
しかし、バスが来るわけはありません。
さっきまで、3時間40分のペースで足っていたので、少し歩いたところで、周りはサブ4軍団。
「あと、12キロ歩くしかないのか」
棄権ができないのがマラソンのデメリット。
荷物も会場に預けてあるし、大会のために交通止めにしているので、路線バスも来ない。
「歩けるのかなあ」
歩いていると、汗が冷えてきて寒くなってきた。
11月だからいいけど、真冬のレースで歩いたら地獄だな。
今まで、考えたこともありませんでした。
だんだん意識が正気に戻ってきた。
止まってしまうような時は、意識が朦朧としていて、少し正気ではなかったようです。
歩いてゴールしたくないなあ。
寒さもあって、35キロからようやく走りだしました。
何故か、涙がチョチョ切れてきます。
キロ6分半くらいでは走れるようです。
ゴールが近づくにつて、同じくらいのペースで走っている若い女子が、うれしそうに沿道の応援に手を振って応えています。
「マラソンは、ゆっくりでもいいから、最後までは走らなきゃ」
39キロ。スタート直後は1キロごとの標示がすぐに過ぎて行ったのに、40キロの標示がなかなか出てこない。
もう筑波大学の構内なのに。
ここで止まったら、もう走り出せないぞ、と言い聞かせて、なんとかフィニッシュ。
歩けなくなって、グランド脇の芝生に寝っ転がる。
「大空をこんなにゆっくり見上げたのは久しぶりだなあ。
次、どうやって走ればいいんだろう。怖くて走れないかもなあ」
いろいろつぶやきながら、20分くらい動けず。
その後も足を引きづりながら、ようやく荷物を受け取り、着替えもえらく苦労して、ようやく帰路へ。
やれやれ、こんな1日になるとは。